昔は、
農民の家に生まれたら農民
商人の家に生まれたら商人
武士の家に生まれたら武士として生きるしかありませんでした。
だから、今の時代はいろいろ仕事が自由に選べてすごく良い時代になりました。
めでたしめでたし…
~ふざけ続けろ!思考迷路~
昔は、
農民の家に生まれたら農民
商人の家に生まれたら商人
武士の家に生まれたら武士として生きるしかありませんでした。
だから、今の時代はいろいろ仕事が自由に選べてすごく良い時代になりました。
めでたしめでたし…
「素晴らしい未来が待っているぞ!」
社会人になる前はそんなことを考えていた時期がありました。
でも心の中ではもう一人の自分が全く違うことを考えていました。
(心の声:俺は人と話すのが苦手だから、未来は非常に限られてしまっているんだろうなあ・・・)
前の会社がブラック企業だったから、次は絶対にブラック企業は選ばないようにしないと、同じことの繰り返しだ・・・
初めてハローワークに言った時の僕の心境でした。
しかし、今働いている会社も準ブラック企業のような会社でした。
やりがいがないし、好きでもない。
しかし、労働条件はしっかりと確認したはずなのにどうしてこんなことになってしまったのか、と考えるとある答えが出てきました。
凄く当たり前のことでした。
ハローワークの求人票などでその会社で働く「やりがい」や、「楽しさ」なんてわかるはずがないんです。
そもそも、労働条件さえ書いていれば問題ないのですから。
だからこそ僕たちは、業種、職種、労働条件等がまとめられた両面印刷のA4用紙に頼るしかありません。
結果、どれだけ条件が良くてもやりがいや楽しさが無いから僕のように辞めたいと思う人が多いわけですよね。会社選びに失敗したと思うわけです。
人が会社で働き続けたいと思うほとんどの理由は、「やりがい」や「楽しさ」が感じられるからです。
たとえ家族のために働いているとしても、やりがいがなければ苦しいだけです。
待遇が良いという理由だけで働くのであれば、求人票の中から一番良いものを見つけて応募すれば良いだけです。
それでも時間をかけて悩んでしまうのは、「もし自分に合わなかったらどうしよう」「楽しくなかったらどうしよう」「人間関係が心配」といった、求人票にかかれていない内容が気になるからですよね?
これはもう自分が働かないとわかりません。
僕が今働いている会社に応募したときは、
確かネットショップの運営という内容で応募したはずです。
「はずです」というのは、今は全然違うことをしているので、
覚えていないんです。
じゃあ最初だけネットショップの運営をやっていたのか?というと一度もネットショップの運営はやらされませんでした。
面接では「ネットショップの運営」や実際に店頭に立って接客もしてもらいたいと言われて、「いきなり求人票と違うこと言ってるやん!」と心の中で思いながらも、「はい、大丈夫です」と答えました。
一応、ネットショップの運営はやらせてもらえるみたいだからまあいいか・・・と考えていました。
そして、2日後くらいに電話がかかってきました。
さて、採用か?不採用か?ドキドキしながら電話に出ます。
「○○会社のものです。先日はありがとうございました。採用、不採用の前に一度お試しで1日だけ働いてみませんか?」
という内容でした。
確かに、パソコンの技術がどれだけあるかわかっていない人間をいきなり採用するはずもないか・・・。
だから僕はお試しで一日だけ働くことになり、当日は社員専用の駐車場にも留めさせてもらい、出勤しました。
さて、どんなことをやらせてもらえるのだろうか?と期待でいっぱいでしたが、いきなり予想外のことが・・・
「はい、これかぶって」
と手渡されたのは、前の工場で毎日のようにかぶっていた、メディカルキャップでした。医療ドラマを見たことがある人であればわかると思いますが、髪の毛が入らないようにかぶる、ふわふわのアレです。
その次に渡されたのが粘着ローラーです。通称「コロコロ」。
衣服の毛髪やごみを取り除くために使いました。
その日一日何をさせられたのかというと、商品の梱包、出荷作業でした。
あれ?ネットショップとかパソコンは?そう思いながらも一日が終了しました。
そして、最後帰るときに店長さんとお話をしました。
「あの、今日ずっと出荷作業だったのですが、パソコンのスキルとかは見なくてもよかったのですか?」
「それなんだけど、実は出荷作業担当の社員が辞めることになっていて・・・」
と言われた時点で嫌な予感がしました。
「・・・君には、出荷作業をやってもらいたいと考えているのだけれど、どうかな?」
当時の僕はとりあえず働ければ良いと考えていたので、快く承諾してしまいました。承諾すれば採用、断れば不採用という選択権が僕にある不思議な状況でした。
しかし、今考えると最初から出荷作業をさせるつもりで、ネットショップの運営という求人を出していたのではないでしょうか?
今となってはその通りだったと確信を持っていますが・・・
この経験から求人票はあくまでも、最初の条件であって、後から会社がいくらでも変えることができるんだとわかりました。
もちろん強制ではなく、従業員に提案という形をとるのでしょうが・・・
その後僕がどうなったのかというと、いろんな部署にたらいまわしになりました。
別の記事でも書きましたので省略しますが、
結果から言うと、何でも屋になってしまいました。
今は営業寄りの、事務かな?
常に会社の都合で環境が変わる仕事場、仕事内容。
特に今の僕は環境がいつ変わるかもわからない状況です。
さらには労働条件すら後からいくらでも書き換えられてしまう状況です。
明日はもしかすると、店頭で接客をすることになるかもしれませんし、
いつも通りに事務仕事をするかもしれません。
もしかすると、いきなり出張で北海道に行かされるなんてこともあり得るのです。
最初の内は何とか自分でやりがいを見つけて頑張っていましたが、
せっかく自分で生み出したやりがいをいとも簡単につぶされてしまいます。
仕事にやりがいを感じないのであれば、自分で作るしかないと言いますが、
作っても作っても、つぶされてしまうのであればどうすればいいのでしょうか?
僕は自分で仕事を作ってやりがいを生み出そうと考えました。
つまり独立ですね。
求人票ではわからない「やりがい」を会社に期待しても、
「やりがい」がなければ辞める。
そしてまた、「やりがい」を求めて会社に就職して、
「やりがい」がなかったからまた辞める。
何回ハローワークに行って、求人を選んで、履歴書を書いてを繰り返すのか・・・
これを繰り返すくらいならば、もう自分で独立する方が早いと思いませんか?
この世界に自分に100%合う仕事なんてないのではないでしょうか?
だったらもう自分で作るしかないというのが僕の結論です。
今までの記事で、やる気の出し方はある程度、お伝えしました。
前回は、一時しのぎで嫌な仕事でもやる気を出す方法についてでした。
自分でご褒美を準備することでやる気を引き出すという方法です。
嫌なことを10回、20回できれば、自分にご褒美を与えることで、やる気が出せます。
ですが、”ずっと働き続けるため”にやる気を出してはいけません。
大学に進学できなかった高校時代の僕のお話しです。
家庭の事情によって、大学に行けなかったので、
働くしかなかったのですが、当然資格も何も持っていなかったので、
専門職や大手企業に入れるはずもありませんでした。
「じゃあ、この中から自由に会社を選んで」
進路指導の先生に渡されたのは、新卒向けの就職先のリストです。
さすがに名前だけで選ぶわけにもいかないため、
良さそうと思った会社には一度見学に行かないといけませんでした。
あなたは今、会社を辞めるかどうか悩んでいるとします。
「会社を辞める」
「会社を続ける」
さて、どちらを選ぶ方が良いのでしょうか?
残念なことをお伝えすると、
実はどちらを選んでも後悔してしまうんです。
「君は本当に20代か?」
最近そんなことを言われました。
なぜかというと、働くことに対する自分の考えをちょろっと話しました。
相手は同じ会社で働く40代の課長です。
「俺が20代のころなんて何も考えてなかったよ」
「じゃあ何をしてたんですか?」
「結婚する前に遊んどいた方がいいってまわりの人が言っていたから、遊びまくってた。だから、君みたいにそこまで自分の考えを持っているのは珍しいよ」
こんな会話をして終わりました。
僕がこのブログで書いているようなことは、普通30代か40代くらいになってから考え出すことのようなんです。
だから、まだ20代前半の僕が働くことに対して自分の考えをしっかりと持っているということが驚きだったようなんです。
そんな大したことを言ったつもりはありませんし、もちろん「アフィリエイトで稼いで会社を辞める」なんてことは全く言っていません。
実際20代前半でそこまで働くことに関して深く考えている人は少ないようです。
「最近の若者はすぐに会社を辞めやがる!」
会議室で工場長の言葉が響き渡りました。
僕が実際にその場にいたわけではなく、その場にいた上司からそんなことがあったと聞きました。
僕が工場に入社したときの話、同期が僕も会わせて5人いたんですが、
1か月後に2人辞めてしまったんです。
実は社員旅行が入社して1か月後にあったんですけど、新入社員は無料で参加することが出来たんです。
そんな社員旅行が終わってすぐのことでした。
同期が5人いれば、1人よりもすごく安心感があって、
「それぞれ頑張ろう」と社員旅行で親睦を深めたのに・・・
「というか、社員旅行に行く前に行ってくれよ!」
と上司に言われました。
「僕ではなく辞めた人に言ってください・・・」
みんながやっているから、
自分もそれくらいにならないといけない
僕の同級生ですでに2人結婚している人を知っています。
24歳なのでおかしくはないかと思いますが・・・
あなたは早いと思いますか?
それとも遅いと思いますか?
実は早くもないし、遅くもないんです。
自分の同級生がたくさん結婚し始めると、焦る方も多くいらっしゃいますが、なぜ焦る必要があるのでしょうか?
「会社を辞めさせてください。」
この言葉を言ったのはもう3年前くらいになります。
僕は工場の中でも結構重要な歯車の一つだったので、上の人間と何度も面接をさせられたのを思い出します。
ほとんどの人が口にすることが
「給料が少ないからか?」
「残業が多いからか?」
「嫌いな人がいるからか?」
「休日が少ないからか?」
というデメリットばかりを持ち出してきます。
もし不満があるならば、給料を上げてあげるよ、しばらく休暇をあげるよ、好きな部署を言ってみなさい、といろいろ言ってきます。
確かに、精神的にも肉体的にも辛いのは確かでした。
しかし、僕がやめる一番の理由はそんな待遇に関するものではありませんでした。
じゃあいったい何が不満で辞めたと思いますか?