<3年前>
「よし会社を辞めたから明日から自由だ」
「さてどうやって生活費を稼ごうかなあ」
僕は別に稼ぐ算段があったから会社を辞めたわけではなく、働くのがきつかったので勢いで辞めてしまいました。でも、これ以上働いていたら体も心も壊していたかもしれません。
さて、会社を辞めてもまた会社を探さないといけません。
しかし、また会社で働くのが嫌だった僕は、在宅ワークなるものをこなして、なるべく次の会社探しを先延ばしにしようと考えていました。
最初に見つけたのがクラウドソーシングというものです。
しかし、これを始めて改めて実感したのは自分には全くスキルがないということです。
そりゃそうです。高校を卒業してから2年半も工場で働いていたのですから、パソコンがちょっとできるというだけでは仕事はありません。
ライターのスキルもないし、プログラミングのスキルもない、イラストも描けない・・・
高単価で稼げるのはネーミングを考えるくらいでした。
これも懸賞に近いものだと思います。
同じように名前を提案した何百人の中から選ばれて、初めて〇万円の報酬がもらえます。
後は割に合わない仕事ばかり・・・
その後、転売や株式も試しましたがうまくいきませんでした。
たどり着いたのがアフィリエイトです。
しかし、それでも稼げませんでした。
確かにアフィリエイトに出会って、
「これだ!これなら自分の好きなことで稼げる!やったぜ!」
と躍起になっていました。
しかし、稼げませんでした。
やはり、自分にはスキルや資格がなかったからです。
お菓子の紹介でもお菓子の知識がないからダメだ・・・
結局、再就職を先延ばしにすることは出来ずに、今の会社に就職しました。
前回も言いましたが、名前で選んだ会社です。(前回の記事)
今になって、アフィリエイトをもう一度始めていますけれど、
前回のやり方は間違っていたということが痛いほどわかります。
何が違っていたのかと言いますと、
手段と目的の境界線です。
「手段と目的の境界線」というのは、
どこまでが手段で、どこからが目的なのか?
ということをはっきりとさせるための、区切りのことです。
僕が前回のアフィリエイトでうまくいっていなかったのは、
この「手段と目的の境界線」が引けていなかったというところにあるんです。
以前の僕のは「カウンセラーになって労働で苦しんでいる人の悩みを解決して助ける」というものでした。
しかし、この中には余計な手段がくっついてきています。
「カウンセラーになって」と言うのは手段なんです。
この目的のままではカウンセラーにならないことには達成できませんので、まずは資格を取りに行くあるいは、セミナーを受けるということが必要になってきます。
でも、手段を切り捨ててみてください。
「労働で苦しんでいる人の悩みを解決して助ける」
これだけの目的であれば、実は資格やスキルがなくても達成は出来るんです。
なぜなら、僕自身が直接カウンセラーにならなくても、カウンセラーを紹介したり、関連のある書籍を紹介するだけでも、目的は達成できるからなんです。
どうでしょうか?余計な手段を切り捨てて、本当に目的だけに絞ることが出来れば、目的を達成するために手段はいくらでも出てきますし、こだわる必要はなくなってきます。
以前の僕は余計な手段が目的にくっついてきていたせいで、資格がないとできない・・・、スキルを磨かないとできない・・・となかなかスタートできませんでした。全く経験がないのに、カウンセラーですと嘘をつくわけにもいきません。
だからといって、カウンセラーを目指す人のカウンセリングを受けてみませんか?なんて言っても誰も受けたいとは思いませんよね?
今だとアフィリエイトのすごさが改めてわかります。
どんなジャンルのことでも、素人でも稼ぐことが出来るからです。
最初は本当に紹介だけからスタートできるんです。
あなたがもしプログラミング関係のビジネスを持ちたいと考えているとして、最初からプログラミンを覚える必要はないんです。
そもそも、プログラミング関係のビジネスがしたいというのは手段です。
それを行って他人にどのように貢献したいのかがしっかりとしていないと、どれだけ素晴らしいプログラミングのスキルを身に着けたところで、稼げません。
会社に就職して、その会社のコンセプト、目的に乗っかるしかありません。
僕がアフィリエイトを始めてからやたら耳にするのは
「資格勉強はするな」という言葉です。
目的(他者にどう貢献したいのか)がはっきりとしていないのに、資格を取るのは時間の無駄だし、気付いたら自分の本当の目的からかけ離れてしまっているなんてこともあります。
僕自身、安価な気持ちで取りあえずお菓子のブログアフィリエイトをしたいと思ったことがあります。
そこでどうしたかと言うと、スイーツコンシェルジュの資格を取ろうと思い立って、4か月くらいかけて取得してしまいました。
(過去のアフィリエイト失敗談の一つです)
しかし、実際に目的だけを考えてみると、資格なんて取らなくてもよかったのかもしれません。
今僕は、「労働で苦しんでいる人の悩みを解決して助ける」というのが目的で、現在の活動は、書籍の紹介をメインに行っています。
しかし、次第にそれなりの知識が身について来たら、
個別に読者に合った書籍をピックアップして紹介したり、
おすすめのカウンセリング法を紹介したりといった活動にアップグレードしていくこともできます。
最終的には自分自身がカウンセラーになることもありですし、
カウンセラー養成所なるものを起業するのもありかもしれません。
もしくは、独立のためのネットビジネス講師等もありかもしれません。
こんな感じで、どんどんアップグレードしたり、分岐していけますが、
目的はどうなっているでしょうか?変わっていますか?
変わっていませんよね?
「労働で苦しんでいる人の悩みを解決して助ける」
この目的は固定されたままです。
目的さえ変わらなければ、手段は変えてもOKだし、むしろアップグレードしていけるんです。
ネットビジネスは、スキルも資格も技術もなくても他人を助けることができるから、儲けられるんです。
最初の内は紹介だけでいいんです。
もう一つ例を挙げると、
ゲームプログラマーになりたい人がいるとして、
その先には「ゲームで人々を楽しませたい」という目的があるはずです。
あなたが全くスキルがないから、お金を貯めていきなりHALに入学して、ゲームを作れるようになる必要はないんです。
ゲームを作らなくても、やはり紹介はできます。
最初はゲームを紹介するブログや実況をしたり、ゲームの転売をして人々をゲームで楽しませるということはできます。
そこから、ゲームの勉強をしていってより詳しくなって、ゲーム評論家になったり、プログラミングも勉強して…という手段を後から補正していけばいいんです。
「ゲームで人々を楽しませたい」という目的は変わっていません。
まとめると、あなたが今スキルや技術、資格がなくても、あなたの目的を達成することは可能だということです。そのままでも稼ぐことが出来るんです。
凄い仕事をしたいからとりあえず、フィナンシャルプランナーとか、社労士とかの資格を取る必要はないんです。
あなたが他人をどのように助けたいかが決まってさえいれば、今すぐにでも始められます。
PS.
僕がアフィリエイトに対して、間違った認識をしていたせいで、多くの時間が過ぎてしまいました。
アフィリエイトで一生稼いで生きていくという考えを持っていましたが、アフィリエイトはネットビジネスの入り口のようなものです。
現実的な話をすると、アフィリエイトだけで一生稼いで生きるのは難しいかもしれません。
初心者で資格もスキルも技術がなくても紹介することで稼ぐことが出来るビジネスです。
しかし、過去の僕を含む失敗する初心者のアフィリエイターは最初からスキルやすごい技術を身に着けて、ブログアフィリエイトを始めようとしてしまう傾向にあると思います。
なぜなら、アフィリエイトで一生稼ごうと考えているからです。
だから、最初から完成した状態でスタートしてしまうのです。
実は逆なんです。資格もスキルも技術もないからアフィリエイトで身に着けていくんです。アフィリエイトで実績を積んでから、卒業するんです。
そう考えると、アフィリエイターはRPGで例えると、まだ無職の状態なのだと思います。そこから、剣士、戦士、魔法使い、僧侶等にグレードアップしていくイメージだと僕は思います。
アフィリエイトで稼いでいくことよりも、アフィリエイトで実績を積んでいくことを意識する方が良いかもしれませんね。
今回は長々と書いてしまいましたが、あなたがやりたいことが見つかるきっかけになれば幸いです。
こんにちは。
ブログランキングからきました。
「あなたが他人をどのように助けたいかが決まってさえいれば、今すぐにでも始められます。」
どのように助けたいか・・・。
また考えるきっかけを下さって、ありがとうございます。