<3年前>
「よし会社を辞めたから明日から自由だ」
「さてどうやって生活費を稼ごうかなあ」
僕は別に稼ぐ算段があったから会社を辞めたわけではなく、働くのがきつかったので勢いで辞めてしまいました。でも、これ以上働いていたら体も心も壊していたかもしれません。
さて、会社を辞めてもまた会社を探さないといけません。
しかし、また会社で働くのが嫌だった僕は、在宅ワークなるものをこなして、なるべく次の会社探しを先延ばしにしようと考えていました。
~役に立つかはわからない面白さ~
<3年前>
「よし会社を辞めたから明日から自由だ」
「さてどうやって生活費を稼ごうかなあ」
僕は別に稼ぐ算段があったから会社を辞めたわけではなく、働くのがきつかったので勢いで辞めてしまいました。でも、これ以上働いていたら体も心も壊していたかもしれません。
さて、会社を辞めてもまた会社を探さないといけません。
しかし、また会社で働くのが嫌だった僕は、在宅ワークなるものをこなして、なるべく次の会社探しを先延ばしにしようと考えていました。
「素晴らしい未来が待っているぞ!」
社会人になる前はそんなことを考えていた時期がありました。
でも心の中ではもう一人の自分が全く違うことを考えていました。
(心の声:俺は人と話すのが苦手だから、未来は非常に限られてしまっているんだろうなあ・・・)
自分はこの工場の労働力の一部に過ぎないちっぽけな存在なんだ…
そう思いながら、毎日機械のように働いていた自分の過去を思い出します。
しかし、その過去が僕の原動力であったりもします。
そんな辛い思いをして働いている人をより多く助けたいからこそ、こうやって副業でカウンセラーを続けています。
会社で辛い思いをしている人に届けたい言葉があります。
「あなたは会社の労働力の一部ではありません」
前の会社がブラック企業だったから、次は絶対にブラック企業は選ばないようにしないと、同じことの繰り返しだ・・・
初めてハローワークに言った時の僕の心境でした。
しかし、今働いている会社も準ブラック企業のような会社でした。
やりがいがないし、好きでもない。
しかし、労働条件はしっかりと確認したはずなのにどうしてこんなことになってしまったのか、と考えるとある答えが出てきました。
凄く当たり前のことでした。
ハローワークの求人票などでその会社で働く「やりがい」や、「楽しさ」なんてわかるはずがないんです。
そもそも、労働条件さえ書いていれば問題ないのですから。
だからこそ僕たちは、業種、職種、労働条件等がまとめられた両面印刷のA4用紙に頼るしかありません。
結果、どれだけ条件が良くてもやりがいや楽しさが無いから僕のように辞めたいと思う人が多いわけですよね。会社選びに失敗したと思うわけです。
人が会社で働き続けたいと思うほとんどの理由は、「やりがい」や「楽しさ」が感じられるからです。
たとえ家族のために働いているとしても、やりがいがなければ苦しいだけです。
待遇が良いという理由だけで働くのであれば、求人票の中から一番良いものを見つけて応募すれば良いだけです。
それでも時間をかけて悩んでしまうのは、「もし自分に合わなかったらどうしよう」「楽しくなかったらどうしよう」「人間関係が心配」といった、求人票にかかれていない内容が気になるからですよね?
これはもう自分が働かないとわかりません。
僕が今働いている会社に応募したときは、
確かネットショップの運営という内容で応募したはずです。
「はずです」というのは、今は全然違うことをしているので、
覚えていないんです。
じゃあ最初だけネットショップの運営をやっていたのか?というと一度もネットショップの運営はやらされませんでした。
面接では「ネットショップの運営」や実際に店頭に立って接客もしてもらいたいと言われて、「いきなり求人票と違うこと言ってるやん!」と心の中で思いながらも、「はい、大丈夫です」と答えました。
一応、ネットショップの運営はやらせてもらえるみたいだからまあいいか・・・と考えていました。
そして、2日後くらいに電話がかかってきました。
さて、採用か?不採用か?ドキドキしながら電話に出ます。
「○○会社のものです。先日はありがとうございました。採用、不採用の前に一度お試しで1日だけ働いてみませんか?」
という内容でした。
確かに、パソコンの技術がどれだけあるかわかっていない人間をいきなり採用するはずもないか・・・。
だから僕はお試しで一日だけ働くことになり、当日は社員専用の駐車場にも留めさせてもらい、出勤しました。
さて、どんなことをやらせてもらえるのだろうか?と期待でいっぱいでしたが、いきなり予想外のことが・・・
「はい、これかぶって」
と手渡されたのは、前の工場で毎日のようにかぶっていた、メディカルキャップでした。医療ドラマを見たことがある人であればわかると思いますが、髪の毛が入らないようにかぶる、ふわふわのアレです。
その次に渡されたのが粘着ローラーです。通称「コロコロ」。
衣服の毛髪やごみを取り除くために使いました。
その日一日何をさせられたのかというと、商品の梱包、出荷作業でした。
あれ?ネットショップとかパソコンは?そう思いながらも一日が終了しました。
そして、最後帰るときに店長さんとお話をしました。
「あの、今日ずっと出荷作業だったのですが、パソコンのスキルとかは見なくてもよかったのですか?」
「それなんだけど、実は出荷作業担当の社員が辞めることになっていて・・・」
と言われた時点で嫌な予感がしました。
「・・・君には、出荷作業をやってもらいたいと考えているのだけれど、どうかな?」
当時の僕はとりあえず働ければ良いと考えていたので、快く承諾してしまいました。承諾すれば採用、断れば不採用という選択権が僕にある不思議な状況でした。
しかし、今考えると最初から出荷作業をさせるつもりで、ネットショップの運営という求人を出していたのではないでしょうか?
今となってはその通りだったと確信を持っていますが・・・
この経験から求人票はあくまでも、最初の条件であって、後から会社がいくらでも変えることができるんだとわかりました。
もちろん強制ではなく、従業員に提案という形をとるのでしょうが・・・
その後僕がどうなったのかというと、いろんな部署にたらいまわしになりました。
別の記事でも書きましたので省略しますが、
結果から言うと、何でも屋になってしまいました。
今は営業寄りの、事務かな?
常に会社の都合で環境が変わる仕事場、仕事内容。
特に今の僕は環境がいつ変わるかもわからない状況です。
さらには労働条件すら後からいくらでも書き換えられてしまう状況です。
明日はもしかすると、店頭で接客をすることになるかもしれませんし、
いつも通りに事務仕事をするかもしれません。
もしかすると、いきなり出張で北海道に行かされるなんてこともあり得るのです。
最初の内は何とか自分でやりがいを見つけて頑張っていましたが、
せっかく自分で生み出したやりがいをいとも簡単につぶされてしまいます。
仕事にやりがいを感じないのであれば、自分で作るしかないと言いますが、
作っても作っても、つぶされてしまうのであればどうすればいいのでしょうか?
僕は自分で仕事を作ってやりがいを生み出そうと考えました。
つまり独立ですね。
求人票ではわからない「やりがい」を会社に期待しても、
「やりがい」がなければ辞める。
そしてまた、「やりがい」を求めて会社に就職して、
「やりがい」がなかったからまた辞める。
何回ハローワークに行って、求人を選んで、履歴書を書いてを繰り返すのか・・・
これを繰り返すくらいならば、もう自分で独立する方が早いと思いませんか?
この世界に自分に100%合う仕事なんてないのではないでしょうか?
だったらもう自分で作るしかないというのが僕の結論です。
今までの記事で、やる気の出し方はある程度、お伝えしました。
前回は、一時しのぎで嫌な仕事でもやる気を出す方法についてでした。
自分でご褒美を準備することでやる気を引き出すという方法です。
嫌なことを10回、20回できれば、自分にご褒美を与えることで、やる気が出せます。
ですが、”ずっと働き続けるため”にやる気を出してはいけません。
さて、前回の続きです。
自分で自分にご褒美を与えてやる気を出す方法について詳しくお話しします。
もちろん前回説明した通り、このやる気の出し方が一番合う人とそうでない人がいますので、一度試してみて、微妙だと思ったらあなたには合わないのかもしれません。
もし、「これなら俺にもできる」と思うのであれば、試してみて下さい。
5分ほど頂ければ、あなたが今やっている作業、仕事のやる気を引き出すことができるでしょう。
「150万円払ってください。」
とある高額塾の説明会に参加したときの話です。
僕以外にも年齢はバラバラで、40人くらいのメンバーがいました。
高額塾の名前もかなり変わっているので、こんな説明会に参加するくらいだから、かなりおかしな人ばかりだと思っていましたが、まともそうな人ばかりでした。
ただのお金を稼ぐための塾ではなく、人を幸せにして自分も幸せになれるというのがコンセプトなので、綺麗な心と言いますか、金の亡者のような人はこの説明会には参加していなかったのです。
そして最後は、150万円の金額の提示。
恐らく僕が「教育」の知識もなく、販売心理も知らない素人であれば、
確実に参加させられていたかもしれません。
それくらいかなりのテクニックだと思います。
絶対に成功できるという締めくくりでしたが、むしろ150万円払って成功できない方がおかしいのではないのか?と思いました。
僕自身追い込まれる方がやる気が出るタイプなのです。
払った教材の金額によって、継続力が違いますから。
背水の陣のような効果が得られます。
借金してでも参加すれば、生活がもう火の車ですから稼がないといけない状態になりますよね。
会社が嫌だから自力で稼ぎたい、という理由だけでは切迫感はありません。
別に個人で稼がないといけないという理由は何もないわけですから。
「来年こそは独立するぞ!」と決意表明するだけで終わってしまいます・・・
しかし、お金を払えば払うほど自分自身を追い込むことができます。
会社で働いてもらえる給料だけではやばい!
そうなると、もはや、個人で稼ぐ以外に道はないという状態です。
しかし、この効果は誰にでも当てはまるわけではありません。
さてここからが本題です!
前回紹介した、モチベーションアップの方法「セルフイメージ」もあなたにはあなただけの一番しっくりくるものがあります。
やる気の出し方についても、いくら高額塾で150万円払って、自分を追い込んでもやる気が出ない人もいます。
払った金額を取り返さないとやばいという状況になって、逆にネガティブになって行動できなくなる人もいるかもしれません。
しまいには逃げてしまいます。
夏休みの宿題だって、残り1週間しかないから頑張らないといけない!と思う人もいれば、残り1週間しかないからあきらめよう!と思う人もいるわけです。
あなたにはあなたに一番合うやる気の出し方があるんです。
あなたに一番合うイメージが「セルフイメージ」(前回の記事で説明しました)
あなたに一番合うやる気の出し方が「セルフセオリー」です。
今回はこの「セルフセオリー」という言葉だけでも覚えていってください。
高額塾や高額なお金を払う以外にも、やる気を出す方法はあります。
誰かに褒められたりご褒美をもらえることでやる気が出る人もいます。
このやり方が良い人は自分で自分にご褒美をあげるやり方が効果的です。
その方法はまた後日お話しします。
逆に嫌な体験やくやしさをバネにして頑張れるという人もいますよね。
競争好きな人や負けず嫌いな人に良く見られます。
「くっそー見てろよ!」という感情がやる気に変わります。
僕は以前このやり方が一番やる気が出ていたんですが、
見返してやるというエネルギーは精神的にも良くないようですので、
今はなるべくこの方法は使わないようにしています。
僕には合わないやり方ということですね。
企画や目標が決まっていて、何をすべきかわかっていることでやる気が出る人もいます。
迷わないから安心して進めるんです。
逆に形にとらわれずに、自由にやれることでやる気が出る人もいます。
などなどいろいろありますが、
これらは独立のためだけでなく、仕事のやる気にも関係してきます。
独立のためにいろいろ勉強してもやる気が出なくて、続かないのであれば、
セルフセオリーが間違っているのかもしれません。
このやる気の出し方が良い、このやる気の出し方は間違っているとよく耳にしますが、それはその教材や教育者の主張です。それが絶対に正解というわけではありません。
自分を追い込めばやる気が出て絶対に挫折しない!と誰かに言われたから、
高額塾に参加したけれど、挫折してしまった・・・なんていうことがないように、
まずは自分に一番合う「セルフセオリー」を探してみましょう。
下にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
一番やる気が出ると思ったやり方が「セルフセオリー」です。
※あくまでも一例です。
・褒められたり、ご褒美をもらえることでやる気がアップ
・怒られたり、嫌なことがあったらバネになってやる気アップ
・やることが決まっていて、あとはやるだけだからやる気アップ
・何にも縛られずに自由にできるからやる気アップ
・やらないといけない状態に追い込んでやる気アップ
とにかく、やる気の出し方は人によって違うということだけでも分かっていただけましたでしょうか?
お金を稼ぐための高額な教材や高額塾に参加する前に、
セルフセオリーを見つけておくことが大事です。
次回は自分にご褒美を準備するやる気の出し方についてお話しします。
僕は周りの人から「無理だ!」とどれだけ言われても、絶対にやり遂げる自信があります。
しかし、僕がこれだけの自信を持てるのは、ある方法を毎日実践しているからです。
あなたは自分の理想の未来を手に入れる努力をしているのに、周りから冷たい目で見られて挫折しそうになることはありませんか?
そんなあなたにもぜひ試してもらいたいです。
大学に進学できなかった高校時代の僕のお話しです。
家庭の事情によって、大学に行けなかったので、
働くしかなかったのですが、当然資格も何も持っていなかったので、
専門職や大手企業に入れるはずもありませんでした。
「じゃあ、この中から自由に会社を選んで」
進路指導の先生に渡されたのは、新卒向けの就職先のリストです。
さすがに名前だけで選ぶわけにもいかないため、
良さそうと思った会社には一度見学に行かないといけませんでした。