辛いことに耐え続けるだけでは意味がない

今までの記事で、やる気の出し方はある程度、お伝えしました。

前回は、一時しのぎで嫌な仕事でもやる気を出す方法についてでした。
自分でご褒美を準備することでやる気を引き出すという方法です。

嫌なことを10回、20回できれば、自分にご褒美を与えることで、やる気が出せます。

ですが、”ずっと働き続けるため”にやる気を出してはいけません

 

「我慢の先には1つのものしかない」

嫌なことでもこの方法ならば乗り越えられると思っても、
嫌なことを我慢することが本来の目的ではありません。

この方法は、痛みを麻酔で感じなくさせているのと同じようなものです。
つまり、辛い仕事が楽しい仕事になったわけではありません。

辛い仕事は確実にあなたの心を蝕んでいきます。

末期ガン患者に麻酔を投与し続けるのであれば別ですが、あなたはまだ末期ガン患者ではありません。
つまり会社を辞めるチャンスはいくらでもあります。

末期ガンの患者に痛み止めを投与し続けた先には何が待っているのでしょうか?
「死」しかありませんよね?

延命を続けても、病気が治ることはありません。それが末期ガン患者です。

仕事も同じです。
嫌な仕事でもなんとかしてずっと耐え続ける方法を見つけようとするのは、
そのまま最後まで働き続ける準備を整えようとすることです。

つまり、定年退職まで耐え続けるということです。

今からもう、辛い仕事を我慢し続けるための方法を調べたり、
乗り越え方を学ぶのは早すぎませんか?

辛い仕事を乗り越えて、定年退職まで働き続けて、
老後の人生を過ごして人生終了

末期がん患者がなるべく長く生きたいのであれば、延命は有効かもしれませんが、
会社を辞めても人生を辞めるわけではありませんよね?
会社を辞めたところで死にません。

会社を辞めて生活費が入らなくなったら、空腹で死んでしまいますか?
ホームレスになって、コンビニのごみ箱をあさりでもすれば生きられます。
そもそも、空腹で死ぬ前に何らかの行動は起こすはずなので、日本で空腹で死ぬなんてことは普通ならありえません。

 

僕の会社には書庫があって、たくさんの本が置いてあります。
以前、社長につれられておすすめの本をいくつか渡されました。
その中に「海賊と呼ばれた男」という本がありました。

これがまたかなりの分厚い小説なのですが、「海賊と呼ばれた男」という本では、会社がつぶれそうになる状況が何度も訪れます。
しかし、主人公は「会社がつぶれた時は一緒にこじきをやろう」と言っています。

会社をつぶさないために、必死で働くのは素晴らしいことかもしれません。
しかし、会社がつぶれても死ぬわけではありません。

会社が潰れたら自分の人生もおしまいだ・・・なんて考えていたら、リスクのある決断は全くできなくなってしまいます。

あなたは社長でもないのですから、会社を辞めていきなりこじきになるわけでもありません。
それに末期の助からない病気にかかっているわけでもないのですから、
今からすでに、会社で耐え続けることを選択するのは早すぎるんです。

末期の助からない病気は選択肢が薬物による延命しかありませんし、
直すことが出来ません。

あなたは違います。

いくらでも今の状況を変える手段はあります。
あなたが今40代、50代であれば、仕事に耐えるという選択肢を選ぶのを止めません。
しかし、あなたはまだ20代、30代でなのですから、いくらでも変えられます。

だから、ただ定年退職という一つのものしか待っていない未来のために
我慢し続けるのはもったいないのです。

 

「忍耐」と「勤勉」

今だけ辛いことに耐えて、努力して起業や独立を目指すのは全然OKです。

でもただただ、耐えるだけでは何も変わりません

そこで人間が成長するために必要なのは、「忍耐」と「勤勉」です。
この2つがあって初めて成長ができると思います。

 

なぜなら、「忍耐」だけであれば、先ほど言ったように、
ただ耐え続けるだけの何の変哲もない人生を送るだけで終わります。
これではただ辛いだけです。

逆に「勤勉」だけであれば、続かないんです。
成果が出るまで耐え続けることもできないし、辛い仕事をしながら勉強するなんて気力が持ちません。

だからこそ、今を変えるための「勤勉」と成果が出るまで耐え続ける「忍耐」が必要なんです。

以前工場で働いていた時の僕と、今の会社で働いている僕とでは大きく変わりました。

工場時代は、会社に期待して、辛い毎日を繰り返していれば給料も上がって、もう少し楽になってくるはずだと思っていました。
しかし、これはただの「忍耐」だけでした。
自分はとにかく耐えることに徹していれば、現状は会社とか上司とが良くしてくれるはずだ・・・と思っていました。

しかし、2年半待っても何も変わることはありませんでした。
給料が上がれば仕事も増えてしまい、さらに残業が増えていきました。
つまり悪化したのです。

 

しかし、今の会社では僕は「忍耐」と「勤勉」両方を持ち合わせています。
独立を目指してアフィリエイトや心理学を勉強していますし、
工場時代に培った「忍耐力」が備わっています。
成功した未来を自分の力で手に入れるための努力は非常に満たされた気分になります。
しかし、会社自体は何も変わっていません。
変わったのは僕だけなんです。

よく歌詞にも使われている言葉ですが、
「世界を変えるためには、自分が変わる必要がある」
という言葉があります。

「自分が変わることで、世界を変えることができる」
という意味でもあります。

一方でこの逆はあり得ないそうです。
逆というのが「世界が変われば、自分が変わる」
ということです。

確かに、転職して会社が変わっても、僕自身が変わらなければ全く同じような人生を送るだけだと思います。
だからこそ、自分から変わるために「勤勉」は重要なんです。

自分が変わらない限り、会社は変わることはありません。
ましてや、世界が勝手に変わってくれることもありません。

だから言いたいのです。
もう会社に期待してはいけないんです。
現状を変えるのを会社に任せて、自分は耐え続けるだけというのは間違っています。

耐えるだけではなく、学び続けることが大切です。

辛い仕事に耐えるための方法を知ったのであれば、
次にあなたがやることは一つです。

何を勉強すればよいのかを知る必要があります。

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