最近の若者はすぐに会社を辞めやがる!

「最近の若者はすぐに会社を辞めやがる!」
会議室で工場長の言葉が響き渡りました。

僕が実際にその場にいたわけではなく、その場にいた上司からそんなことがあったと聞きました。

僕が工場に入社したときの話、同期が僕も会わせて5人いたんですが、
1か月後に2人辞めてしまったんです。

実は社員旅行が入社して1か月後にあったんですけど、新入社員は無料で参加することが出来たんです。
そんな社員旅行が終わってすぐのことでした。
同期が5人いれば、1人よりもすごく安心感があって、
「それぞれ頑張ろう」と社員旅行で親睦を深めたのに・・・

「というか、社員旅行に行く前に行ってくれよ!」
と上司に言われました。

「僕ではなく辞めた人に言ってください・・・」

 

どうして2人は辞めたしまったのかというと、
一人は仕事が合わなかったとかで、辞めて、
もう一人は先輩に怒られて、辞めて、

こんな若者ばかりいるから、「最近の若者はすぐに会社を辞めやがる!」
なんて言われてしまうんだなあ、と僕は思いました。

僕はどれだけ辛いことがあっても、絶対に乗り越えて働き続けてやるぞ!
と、決意しました。

しかし、そんな決意もむなしく、会社がブラック企業だとわかり、
追い込まれた僕は2年半後に会社を辞めました。

 

僕が会社を辞める時も、「最近の若者はすぐに会社を辞めやがる!」
と工場長はまた会議室で叫んでいたのでしょうか?

僕は工場の中でも重要な歯車の一人だったこともあり、新入社員が2人辞める以上に、会社には痛い損失だったと思います。

しかし、最初の1か月で辞めていった同期2人の気持ちが良く分かりました。
さすがに1か月は早すぎる気もしますが、それでももっと早く辞めておけばよかったと思いました。

僕が辞めた理由は、「仕事を辞める理由はたくさんあるけど、仕事を続ける理由は一つしかない?」でもお話しした通り、好きではなかったから、やりがいがなかったからです。

「やりがいがないなんて理由で辞めるなんてあり得ないでしょ!」
上司と何人かの上役の人たちと面談したときは似たようなことを言われました。

「仕事は辛くて当たり前」
「お金がもらえるんだから辛くても仕方ない」
「仕事が嫌いなら、趣味を見つければいい」
とにかく、お前の考えは間違っているとみんなに言われました。

「お前が信じるお前を信じろ!」
そんな熱い言葉のおかげで一歩踏み出すことが出来たわけですが、
これは僕がたまたま見ていたアニメの登場人物が言っていたセリフです。

現実世界では、こんなことを言ってくれる人は僕の周りにはいませんでした。

 

今では働き方の本や、心理学の勉強をしていくにつれて、
「仕事にやりがいは必要ない」というのは大間違いだとわかります。

逆なんですよ。
そんな考えは180度間違っています。

「仕事はやりがいが必要」むしろやりがい以上に大切なものは他にないんです。

 

以前の記事で話した、「小欲知足」という考え方。
必要最低限のものがあれば幸せになれるという考え方です。

 

「無人島に持っていくものを一つ選んでください。」という質問に対してはいろんな考え方があって、一人一人持っていくものが違うと思います。

中には好きなアイドルと一緒に無人島に行きたいなんて言う人もテレビで見ました。楽しむことが目的な人もいれば、長く生活することが目的な人もいれば、すでに脱出目的の人もいます。

 

仕事も無人島生活と同じように考えることが出来ると思います。

あなたが仕事で一番求めるものは何ですか?
お金?良い仕事仲間?楽な仕事?家の近く?
やりがい?
たくさんありますが、この記事を読んでいるあなたは、
「やりがい」ではありませんか?

給料を上げるために、昇給するために一生懸命頑張ってもいつになったら幸せになれるんだろうか?と疑問に思うことはありませんか?

しかし、やりがいがあればすぐに仕事は楽しくなるはずです。

家族を養うために辛い仕事でも我慢して働くしかないと考えている人も当然たくさんいます。
けれども今は、借金まみれで、家族も養わないといけない人に、お金ではなくやりがいを求めなさいと言っているわけではありません。

今はあなたにお話ししています。
あなたがまだ20代で、養う家族もいなければ、高額な借金があるわけでもないという前提でお話しさせてください。

あなたは純粋に、仕事が辛いから何とかしたいという思いでここまでたどり着かれたのだと思います。
給料が少ないからもっと稼ぎたいという理由で、ここにたどり着いているわけではありませんよね?

ならば、あなたが仕事で一番求めるべきなのは「やりがい」ではありませんか?

 

無人島に何を持っていきますか?という質問に対しては、テレビでもネタになるほど時間をかけて議論できます。

しかし、仕事に何を求めますか?という質問に対しては、議論したり悩んだりする必要なんて全くないと思います。

こんなのはいちいち考えなくても、本当は簡単にわかるはずなんです。
「仕事にはやりがいが必要」

けれども「仕事は辛くて当たり前」ということを、社会に出てきたばかりの若者たちは会社から教え込まれます。

僕だって教え込まれたし、あなただって教え込まれたかもしれません。
それのせいで、会社を辞めるということが、いかに社会に反旗をひるがえしていることになるのだろうか・・・とかなりの罪悪感がありました。

「最近の若者は嫌なことがあればすぐに会社を辞めやがる!」と決まり文句のように言う人もたくさんいます。

しかし、時代が進むにつれてどんどん社会のおかしな常識に気付き始めている若者が増えているようにも感じます。
僕もその一人だと思っています。

「嫌なことがあったから辞めたい」
「やりたくない仕事があるから辞めたい」

「仕事にやりがいを感じないから、辞めたい」
辞める理由としては十分です。

何度も言いますが、やりがい以上に仕事で必要なものは無いと思います。

この事実を知ってしまったからこそ、僕はそのことをもっと多くの人に伝えたいと思っています。

好きなことをやって、そのうえやりがいもある仕事が出来れば・・・
これは欲張りだと思いますか?

 

 

 

 

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